【剣道】素振りの種類一覧まとめ!

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はじめに

こんにちは、YUMAです!

素振りって学校や道場ごとのオリジナルのものがあったりするので、本当に沢山の種類があるんですよね。

なので、今回は一般的に行われている素振りをなるべく多くまとめてみました。

もしかしたら知らないものがあるかもしれないので、是非ご覧ください!

1.正面素振り

前進しながら面、後退しながら面を打つ素振り(前後素振り)です。

最も代表的な素振りではないでしょうか。

振りかぶった時に竹刀の角度が45度になるのが理想です。

2.上下素振り

竹刀をお尻に当たるまで振りかぶり、膝下まで振り下ろす前後素振り。

肩甲骨を動かすため行うので、しっかりと肩を動かすことがポイントです。

3.左右面素振り(前後)

前進しながら左面(自分から見て右)、後退しながら右面(自分から見て左)を打つ素振りです。

まっすぐ振りかぶり、45度の角度で振り下ろすのがポイント。

手首の返し方を稽古することができます。

4.左右面素振り(左右)

右に動きながら左面、左に動きながら右面を打つ素振り。

左右に移動した際に、構えの足を崩さないことがポイントです。

5.打ったら一歩退がる面素振り

前進しながら面を打ち、竹刀を構えの位置に戻しながら後退する素振りです。

しっかりと構え直すのがポイントです。

6.小手打ち素振り

正面素振りを小手打ちに変えたもの。

竹刀を水平まで落とすのがポイントです。

7.小手面素振り

一歩前進しながら小手、続けて前進しながら面を打つ素振りです。

面の打突後は竹刀を構えの位置に戻して2歩後退します。

小手をしっかりと打つのがポイントです。

8.小手面胴素振り

小手面素振りと同じ要領で、3本目に胴を打ち、打突後は3歩後退します。

一本一本しっかりと打突することがポイントです。

9.左右胴素振り

前進しながら逆胴(左胴)、後退しながら普通の胴(右胴)を打つ素振り。

竹刀を水平まで落とします。

まっすぐ振りかぶり、45度の角度で振り下ろすのがポイント。

10.跳躍素振り(早素振り)

前後に跳躍しながら行う素振り。

前に跳んだ際に面を打突、後ろに跳んだ際に振りかぶります。

しっかりと足を引きつけること、大きく跳ぶことがポイントです。

11.股割り素振り(上下)

足を肩幅より少し広く開き、立った状態振りかぶり、腰を落としながら振り下ろす素振り。どこまで振り下ろすかは様々。

太ももが床と水平になるまで腰を落とすこと、腰や背中が曲がらないようにすることがポイント。

12.股割り素振り(固定)

7の股割り素振りの腰を落とした状態をキープして素振りを行う。

姿勢を常にキープすることがポイント。

13.開き足で左右面素振り

開き足と呼ばれる足さばきで行う左右面素振り。

右足が前のときに左面、左足が前のときに右面を打ちます。

ひきつけた足を正しい位置に持ってくるのがポイントです。

14.踏み込みながら面素振り

大きい飛び込み面の要領で踏み込み、左足は引きつけずに腰を落とします。右足を元の位置に戻し、次は左足で踏み込みます。これを交互に行います。

しっかりと踏み込み、へっぴり腰にならずに腰を落とすことがポイントです。

おわりに

素振りはしっかりとポイントを意識して行えばとても効果のある稽古なので、しっかりと取り組みましょう!

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【剣道】絶対に解けないかつ傷まない胴紐の結び方!

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はじめに

こんにちは、YUMAです!

胴紐の結び方って、様々なものがありますよね。

今回は、そんな中でも圧倒的に解けにくく、かつ紐が傷みにくい胴紐の結び方をご紹介します!本当にオススメの方法なので、是非試してみてください。

結び方

写真付きで説明していきますね。正面から見た写真と、手前から見た写真の2パターンずつ載せていきます。

①紐を胸乳革の付け根の外側から巻いていく

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②下に押さえつけながら一周回す。

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③もう一周回し、紐の下を通す

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④輪っかにして手前から胸乳革に通す

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⑤下の結び目を上に引き上げる

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⑥結び目を押さえながら肩の紐を引っ張ってきつく結ぶ

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これで完成です!

おわりに

しっかりと結べたでしょうか?

私はこの方法を使ってから、一回も解けたことはありませんし、切れたこともありません。

本当にメリットしかない結び方なので、是非覚えてみてください!

僕はTwitter、instagramなどもやってるので、宜しければ下記プロフィールのSNSボタンからフォローよろしくお願いします!

【剣道】自分に合った竹刀の柄の長さの測り方!

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はじめに

こんにちは、YUMAです。

皆さんは、自分の竹刀の柄(つか)の長さって気にしてますか?

気にしてない人は、気にした方が良いです!

柄の長さによって、竹刀の振りやすさは大きく変わります。

今回は、自分に合った柄の長さの測り方をご紹介します。

自分に合った柄の長さの測り方

自分に合った柄の長さの測り方は、超簡単です。

まず、竹刀を一本用意します。

柄の先を右腕の肘の内側に当て、腕と竹刀が垂直になるようにします。

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そしたら、肘を曲げていきます。

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手のひらが竹刀に当たったらそこで握ります。

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今握っている位置が、あなたに適した右手の位置になります。

ここで右手が正しい位置で握れていれば、その柄の長さはあなたに適していることになります。

柄は長すぎても、短すぎてもダメ

柄は長すぎると、右手打ちになりやすくなります。また、短すぎると竹刀が重くなって振りづらくなります。

ただ、上段の人は、たまにわざと長くして片手打ちをやりやすくしてたりしますね。

おわりに

柄の長さは打突に大きな影響を及ぼすので、是非自分に適した柄の長さを探しましょう。

ちなみに筆者はいつも33cmで作ってもらっています。(たぶん標準は32cm)

もし今回紹介した方法でしっくり来なかったら、自分で微調整してみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

剣道の段位は履歴書にこう書くのがベスト!

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はじめに

こんにちは、YUMAです!

剣道の段位を持ってる人って、履歴書を書くときにどこに書けば良いか迷うことがありますよね?

僕も、就活してる時にどこに書くか分からずGoogle先生に聞いてました。

今回は、剣道の段位は履歴書にどう書けば良いかについて書いていきます。

免許・資格の欄に書くのは良くない

段位は全日本剣道連盟が定めたもので、免許や資格には該当しません。

なので、免許・資格欄に書くのは相応しくないのでやめておきましょう。

段位は趣味・特技欄に書こう!

結論、段位は趣味・特技欄に書くのがベストです。

その際、正式名称で書くようにしましょう。

正式名称とは、

全日本剣道連盟 剣道〇段

となります。

しかし、記入欄が小さくて入らないときは、「剣道〇段」のように省略しても構いません。

おわりに

以上、剣道の段位の履歴書への書き方をお伝えしました。

段位を持っていることは、しっかり続けて稽古した証となるので、絶対書いた方が良いと思います。

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【剣道】竹刀検量のチェック項目一覧!

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はじめに

こんにちは、YUMAです!

剣道の大きな大会だと必ずあるのが、竹刀の検量。

今回は、竹刀検量でのチェック項目をまとめたいと思います。これを全て守れば、不合格になることは100%ありません。

1.ささくれや割れがないか

一番重要な項目です。

ささくれや割れがないか、しっかりと確認しましょう。ちょっとしたささくれなら、竹刀削りやヤスリを使って治しましょう。

2.長さ、重量が基準を満たしているか

竹刀が長すぎたり、軽すぎると不合格になります。詳しい長さや重量の基準は下記の記事を参照ください。年齢、男女別に分けて記載してあります。

【剣道】竹刀のサイズ(長さと重さ)の規定を解説! - YUMA OFFICIAL BLOG

3.先革の太さが基準を満たしているか

先革には太さの基準があります。

基準は以下の通りです。

  • 男子36以下
  • 女子37以下

直径24mm以上

  • 男子37
  • 女子38、39

直径25mm以上

  • 男子38、39

直径26mm以上

これは竹刀ゲージと呼ばれる器具で測定されます。武道具屋さんに売ってるので、部や道場で持っておくと簡単にチェックできます。

4.先革の長さが基準を満たしているか

先革の長さは50mm以上と決まっています。確認しましょう。

5.中結いが緩くないか

中結い(竹刀の中程で縛ってあるもの)が緩いと不合格になります。

ここで不合格になることが結構多いので、割ときつめに縛っておくと安心です。

6.中結いの位置は適切か

中結いの正しい位置は、剣先から全長の約4分の1のところです。確認しましょう。

7.弦が緩くないか

これも良く不合格になる項目です。

なるべくきつめにしましょう

8.柄が緩くないか

柄が曲がっていたり、簡単に回ってしまわないか確認しましょう。

おわりに

竹刀検量は結構厳しいので、しっかりと準備していきましょう!

あと、名前を書いていないひとはは絶対書いていったほうが良いです。無くしたりしたときに、名前がないと帰ってこないですからね。

竹刀の名前の書き方は、こちらの記事をどうぞ。

【剣道】竹刀の名前はどこに書く?書き方を教えます。 - YUMA OFFICIAL BLOG

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

剣道は大人から始めても大丈夫な理由。高段者にもなれます。

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はじめに

こんにちは、YUMAです。

大人から剣道を始める方って、結構いるんですよね。

動機は、「何か運動したい!」とか「子供が始めたから一緒に始めてみようかな?」とか色々あります。

今回は、大人から剣道を始めるのってぶっちゃけどうなの?という疑問に答えていこうと思います。

剣道は大人から始めても高段者になれる

結論から言います。

剣道は、大人から始めても高段者になることができます。

高段者とは、四段以上の人を呼ぶことが多いです。

僕の周りにも、大人から始めて四段、五段、六段持ちの高段者になってる人が沢山います。

40歳くらいから初めても、六段、七段を目指すことができます

それくらい、大人からでも成長できるのが剣道です。

剣道が大人から始めても大丈夫な理由

剣道を大人から始めても大丈夫な理由は大きく2つあると考えます。

  1. 運動神経があまりいらない
  2. 体力がなくてもできる

1.運動神経があまりいらない

剣道は、スピードがあまり重要視されません。もちろん若い人はスピードが大事ですが、大人になるにつれてその重要性は下がっていきます。

剣道で大事なのは打突のスピードではなく、打突までの過程です。いかに相手を崩してから打突するかが重要なのです。

相手を崩すのに、スピードも運動神経も必要ありません。必要なのはしっかりとした構えと攻め、気位なんです。

そして、剣道は決して沢山打てば良いわけではありません。一本の打突をしっかり打つことが重要です。

しっかりした打突をするのには体幹が大事ですが、これも運動神経は必要ありません。体幹は鍛えれば誰でも身につきます。

そして、何より稽古を積めば剣道の動きが自然と体に身についていきます。

2.体力がなくてもできる

剣道は、80歳とか90歳のおじいちゃんおばあちゃんでも若い人を相手に稽古することができます

おじいちゃん剣士は、激しい動きをしません。じっと構え、ここぞというときだけ「バッ!」と打突します。

なので、体力のないおじいちゃんでも若い人を相手に稽古できるんです。

大人の剣道は、こんな感じで構え合ってる時間が長く、あまり打突しません。沢山打突することは、機会をうまく捕らえられていないことを表し、良しとされないんです。

始めたてのころは少しの稽古でも全身がキツイかと思いますが、稽古を積めば慣れてくるので安心してください笑。

高段者になれるまでの時間

大人から始めても、誰でも高段者になれると思いますが、四段以上をとるにはやはりそれなりの時間がかかります。

四段取得までに、早くて7〜8年かかります。

まず、1級をとるのに1年〜2年ほどかかります。

1級を取ると初段、二段〜と受けることができるようになります。

しかしここで注意なのが、初段を取得したら1年待ち、二段を取得したら2年待ち〜と、段を取るごとに審査を受けられない年数が増えていくこと。

これが、段位取得に時間を要する原因です。

段位に関する詳しいことは、こちらの記事に書いてありますので参考にしてください。

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大人から剣道を始める人が留意すべきポイント

  1. 力が入りやすい
  2. 勝負勘が掴みづらい

1.力が入りやすい

これは大人から始めた人ほぼ全員に当てはまるのですが、大人から始めた人は力が入りやすい傾向があります。

剣道は肩、肘、手首が柔軟に動くことで、自然でしなやかな打突ができるのですが、大人から始めた人は力が入ってしまい不自然な動きになってしまうことが多いです。

じゃあ力抜けばいいじゃんと思うかもしれませんが、これが難しいんです。力を抜くには、稽古あるのみです。

2.勝負勘が掴みづらい

勝負勘とは、「今なら打てそう」とか「相手が出てきそう」とかいう、勝負に勝つための感覚です。

子供から剣道をやっている人は、学生時代に練習試合や大会で試合を多く経験しているので、この勝負勘が良いです。

しかし大人から始めた人は、そんなに試合経験を多くは積めません。たまに大会に出るくらいで、練習試合とかをやることはほとんどないと思います。なので、勝負勘を鍛えるのがとても難しいです。

大人が勝負勘を鍛えるには、地稽古(試合のようにやる稽古)でしっかりと攻め合いを意識することが重要だと僕は考えます。

まあ、勝負にこだわらない人は気にしなくて良いです笑

まとめ

剣道は大人から始めても十分上達でき、歳を取っても続けられる素晴らしい武道だと思います。

全身運動なので体全体を動かせますし、いくらでも大声を出して大丈夫なので、ストレス発散にもなります。

是非、剣道始めてみましょう!

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【剣道】応じ技の種類と一覧まとめ!

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はじめに

こんにちは、YUMAです。

剣道には、応じ技というとても大事な技があります。

応じ技とは、相手の打突を返して打突する技です。つまり、相手の技を返すということです。

応じ技は「後の先」の技なので、相手を上手く誘い出す技術が必要になってきます。

強くなるためには必須と言っていいこの応じ技。今回は、その応じ技の種類を全て紹介します。

1.すり上げ技

すり上げ技は、相手の打突を竹刀の鎬(横の部分)ですり上げ、そのままの軌道で振りかぶり、打突する技です。

表(自分の竹刀が右にある状態)ですり上げる場合と、裏(自分の竹刀が左にある状態)ですり上げる場合があります。

例として、面すり上げ面(表裏)小手すり上げ面(裏)があります。

2.返し技

返し技は、相手の打突を竹刀で受けて返し、打突する技です。

手首を返して打突するので、手首のスナップがとても重要になります。遅いと相手に避けられます。

例として、面返し胴小手返し面があります。どちらも試合でとても良く決まる技なので、是非練習しましょう。

3.抜き技

抜き技は、相手の打突を竹刀を振りかぶったり、体さばきをしてかわし、できた隙に打突する技です。

上手く抜くことができると、相手は完全に無防備な状態になるので、一本を取りやすい技でもあります。

例として、小手抜き面面抜き胴面抜き面があります。

4.出ばな技

出ばな技は、相手が打突しようとした瞬間に、先を取って打突する技です。

相手が動き始める瞬間に打突する必要があるので、上手く誘い出す技術が必要になります。

ただ待っているとほぼ失敗します。

例として、出ばな小手出ばな面があります。どちらも試合でとても良く決まる技です。

5.打ち落とし技

打ち落とし技は、相手の打突を竹刀で打ち落とし、できた隙を打突する技です。

正直、試合で打ち落とし技を用いる機会はあまりないです。

しかし、打ち落とし技の一種類として、相小手面という技があります。

相小手面は、相手の小手打ちと同時に小手を打ち(打ち落とし)、その後すぐさま面を打突する技です。

試合でとても良く決まる技なので、是非練習しましょう。

まとめ

実際の試合になると、様々な形の応じ技が生まれるので、名前がないような技が決まることも良くあります。

しかし、今回例にあげた技はどれも試合でとても良く決まる技なので、マスターすれば勝率はぐんと上がること間違い無しです。

まずは、一つでも得意な応じ技を身につけ、そこからバリエーションを増やしていきましょう!

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