【剣道】学生剣士には、胴張型の竹刀が圧倒的におすすめな理由

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こんにちは、YUMAです。

剣道歴は16年、四段持ちです。

今回は、学生剣士には胴張型の竹刀が圧倒的におすすめな理由について解説します。

学生剣士には胴張型の竹刀がおすすめな理由

では、胴張型の竹刀がおすすめな理由について、学生剣道の特徴から解説していきます。

学生剣道の特徴

学生剣道の特徴をまとめると、以下です。

  • スピードがめちゃくちゃ大事
  • 近間での勝負が多い
  • 引き技が大事

ざっとこんな感じ。要は、スピードが大事ってことです。

竹刀には、色んな型がある

竹刀には、胴張型、古刀型、小判型など、色んな種類があります。

胴張型というのは、竹刀の一番膨らんでる節の部分が、通常よりも太くなってる竹刀です。

詳しくは、以下の記事をご覧ください。

【剣道】竹刀の型の種類まとめ!名前と特徴を紹介します。 - YUMA OFFICIAL BLOG

胴張型は学生剣道にとても向いている

胴張型は、学生剣道にとても向いている竹刀です。理由は以下です。

  • 重心が手元寄りになるので、竹刀が軽く感じ、速く振れるようになる
  • 竹刀操作がやりやすくなり、近間での勝負に強くなる
  • 引き技が打ちやすくなる
重心が手元寄りになるので、竹刀が軽く感じ、速く振れるようになる

胴張型の大きな特徴は、竹刀の重心が手元寄りになることです。

重心が手元寄りになるので、てこの原理によって竹刀が軽く感じます。

つまり、スピードが自然とアップします。これによって、今まで相面で勝てなかった相手に勝てるようになることもあります。

竹刀操作がやりやすくなり、近間での勝負に強くなる

重心が手元寄りになることによって、竹刀操作もやりやすくなります。

近間での勝負では、コンパクトに竹刀を振ったり、相手の技を瞬時の反応で返したりが必要になってきます。

竹刀操作が楽になることによって、近間での攻撃に対応しやすくなります。なので、近間に強くなります。

引き技が打ちやすくなる

今や、学生剣道において引き技はとても重要な技になっています。インターハイに出場しているような選手は、みんな引き技が上手いですね。

重心が手元寄りな胴張型の竹刀は、引き技を打ちやすくしてくれます。

これは、上で解説したスピードの向上と竹刀操作性の向上から来るものですね。

引き技の重要さについては、以下の記事で詳しく解説してます。

【剣道】中学生、高校生は引き技で最強になる。コツも教えます。 - YUMA OFFICIAL BLOG

手が大きい人は、柄太型もおすすめ

柄太型は、その名の通り柄が太くなってる竹刀です。

極太型もあり、これはかなり手の大きい人向けです。ちなみに、僕は高校生のとき極太型使ってました。

柄太型も軽く振れる

柄太型も、胴張型と同様に重心が手元寄りになるので、竹刀を軽く振れるようになります。

極太型だと、さらに軽く感じます。

手の大きい人は、握りやすさと相まってかなり竹刀が振りやすくなると思います。マジでおすすめです。

試合用に、軽い竹刀を持っておくと良い

胴張型でも柄太型でも、軽めの通常型でもいいですが、試合用に軽い竹刀を1本持っておくことをお勧めします。

稽古は重めの竹刀でやって、試合は軽めの竹刀でやると、かなりやりやすいです。

ただ、稽古と試合で同じ感覚の竹刀でやりたい人もいるかと思うので、そういう人は別に大丈夫です。

今回の記事は、以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!