こんにちは、YUMAです。
竹刀には、実は材質や形によって色んな種類があります。
今回は、竹刀の種類についてまとめていきます。色んな種類の竹刀を知って、自分に合うのはどんな竹刀なのか考えてみましょう。
竹刀の種類
竹の種類
現在販売されている竹刀は、ほとんどが中国から輸入された竹でできています。
その中でも、竹刀に使われている竹には何個か種類があります。
主な竹の種類
- 桂竹(けいちく)
- 真竹(まだけ)
- 燻竹(くんちく)
- カーボン
桂竹(けいちく)
竹刀に最も使われている竹です。
比較的安価で、硬いのが特徴です。硬さのせいか、一度ささくれたりすると中々治りません。
稽古用に買うのが一般的です。
真竹(まだけ)
質の良い高級な竹です。
値段が高く、適度な柔軟性と硬度を持っているのが特徴です。
耐久性に優れるので、試合用として使われることが多いです。
燻竹(くんちく)
ちょっと黒っぽくなってる竹です。
黒いのは、竹を燻しているからです。
値段が少し高く、硬くて割れにくいという特徴があります。
カーボン
竹じゃないので、とても長持ちするのが特徴です。
しかし、値段がクソ高い(2万円くらい)、重い、打たれると痛いというデメリットがあり、あんまり使われてないです。
重心の種類
竹刀は、形状によって重心が変わります。
重心別の種類は、以下の3つがあります。
- 通常型
- 胴張型(どうばりがた)、実践型
- 実践型(じっせんがた)
- 古刀型(ことうがた)
通常型
いわゆる普通の竹刀です。特に〜〜型とか書いてなければ、これです。
胴張型(どうばりがた)、実践型
竹刀の一番太くなってる節の部分が、通常よりも膨らんでいる竹刀です。
膨らんでいる分、重心が手元寄りになります。なので、振ってみると軽く感じます。
速く振れるようになるので、スピードが求められる学生剣士に人気の竹刀です。
ただ、先を細めに作っている分、少し壊れやすいのが難点です。
古刀型(ことうがた)
胴張型と逆に、竹刀の一番太くなってる節の部分が、細く作られています。なので、竹刀全体の太さの差が少なくなっています。
重心が剣先寄りになるので、振ってみると重く感じます。打突の強さを重視する人におすすめの竹刀です。
耐久性も良いです。
柄の形の種類
柄の形は、主に以下の4種類があります。
- 丸型
- 小判型
- 八角型
- 八角小判型
丸型
いわゆる普通の竹刀で、柄が正円の形の竹刀です。
小判型
柄が、字のごとく小判の形(楕円形)になっている竹刀です。
日本刀や木刀の形に近く、握りや刃筋が自然と正しくなります。
試合用にしている方とかもいる、人気の型です。
八角型
柄が八角形になっている竹刀です。
角が多いので、手にかかりやすく竹刀操作がやりやすくなります。
ほとんど見かけない型で、使っている人はあまりいない印象です。
八角小判型
柄が、小判型かつ八角型になっている竹刀です。
小判型と、八角型の両方の良さを兼ね備えているといえます。
こちらも、あまり見かけない竹刀です。
柄の太さの種類
柄の太さの種類は、以下の2種類があります。
- 柄細型
- 柄太型
柄細型
柄が、通常よりも細くなっている竹刀です。手の小さい人に向いています。
重心が剣先寄りになってしまうので、振ってみると重く感じます。
柄太型
柄が、通常よりも太くなっている竹刀です。極太型とかもあります。手の大きな人に向いている竹刀です。
重心が手元寄りになるので、振ってみると軽く感じます。速く振れるようになるので、割と試合用としても使えます。
柄の長さの種類
柄の長さの種類は、以下の2種類があります。
- 柄短型
- 柄長型
柄短型
柄が、通常よりも短めになっている竹刀です。
遠間に強く、近間に弱くなります。また、右手が手元寄りになるので、竹刀が重く感じます。
柄長型
柄が、通常よりも長めになっている竹刀です。
近間に強く、遠間に弱くなります。また、右手が剣先寄りになるので、竹刀が軽く感じます。
自分に合った竹刀の柄の長さについては、以下の記事で紹介してるので是非。
【剣道】自分に合った竹刀の柄の長さの測り方! - YUMA OFFICIAL BLOG
複数の型が組み合わさってるものもある
剣道具屋さんに行くと、複数の型が組み合わさってるのが売ってたりします。
たとえば、古刀型+柄太、小判型+柄太とかです。
自分好みの型を使おう
自分に合った型の竹刀を使うと、振りやすさが全然違います。
自分の体や、剣道スタイルに合った竹刀を選ぶのは結構大事です。
ちなみに僕は、高校生のときは柄太古刀型を愛用してました。軽くて振りやすいんですよね。手が大きい人は柄太マジでおすすめですよ。