こんにちは、YUMAです。
このブログを書いている今日は2019年11月2日。
明日11月3日(日)は、今年の全日本剣道選手権大会が開催されます。
全日本剣道選手権大会は、毎年11月3日の文化の日に開催されます。
今回は、全日本剣道選手権を10年以上毎年見ている僕が、今大会の見所や注目選手をご紹介します。
今大会のトーナメント表
今大会のトーナメント表は、以下の全日本剣道選手権のページに記載してあります。
第67回 全日本剣道選手権大会 | 行事情報 | 全日本剣道連盟 AJKF
今大会の見所
会場がいつもと違う
全日本剣道選手権大会は、日本武道館で行われるのが常です。
しかし、今年は日本武道館が工事のため、大阪の丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)で行われることになりました。
いつもとは違う雰囲気での試合になるので、それが試合結果に影響するのか注目です。
西村が史上初の3連覇なるか
熊本代表の西村英久は、2017年優勝、2018年優勝と2連覇を果たしています。これまでに2連覇を達成した選手は宮崎正裕、高鍋進、西村英久の3人です。しかし、3連覇を達成したものはまだ現れていません。西村英久が史上初の3連覇を達成することができるのか注目です。トーナメントとしては、2回戦で全日本選手権上位常連者である、東京代表の畠中選手と当たるので、ここは山場なのではないでしょうか。
13回目の出場となる内村良一
東京代表の内村良一は、今年で13回目の出場となります。優勝3回、準優勝を5回しています。39歳にも関わらず、若手選手を退け東京予選3位で全日本選手権出場を決めました。まさに伝説と呼ばれる存在になっています。コテが非常に上手な選手なので、今大会もどんなコテを決めてくるのか楽しみです。
東京代表竹ノ内が2回目の優勝なるか
竹ノ内佑也は、激戦区の東京予選を優勝して全日本選手権の出場権を獲得しています。竹ノ内選手は2014年に史上初の大学生での優勝を果たしており、それ以降学生で優勝した選手はいません。最近は全日本選手権ではいい結果が出ていませんでしたが、今年はどんなパワーアップした姿を見せてくれるのか楽しみです。
初出場者が多い
今大会は出場選手64名中、24名が初出場となっています。初出場者の優勝も可能性が十分にあります。
個人的注目選手
ここからは、僕個人的な注目選手を紹介していきます。僕の年齢が23歳なので、同年代の選手が多くなっていますがご理解ください笑
安藤翔
北海道代表の29歳、安藤翔(あんどうしょう)。剣道スタイルは正しくかつ豪快で、面を中心とした攻めは剣道の理想を行っているのではないでしょうか。世界選手権の日本代表になっており、全国警察官大会では個人優勝の経験もあるので、全日本選手権で優勝できる実力は必ずあります。しかし、全日本選手権では8回目出場にも関わらず、成績は3位が2回。今年こそ優勝を勝ち取って欲しいです。
畠中宏輔
東京代表の32歳、畠中宏輔(はたけなかこうすけ)。出場回数は6回目ですが、最高成績は3位。この選手も、全国警察官大会で個人優勝の経験があり、実力は十分です。そろそろ優勝する姿が見てみたいですね。
山田凌平
北海道代表の22歳、山田凌平(やまだりょうへい)。僕と同学年であり、僕の世代のスーパースターです。九州学院高校の大将として選抜大会、玉竜旗、インターハイの3冠を達成。明治大学時代は1年生で世界選手権の日本代表に選出、2年生で全日本学生選手権優勝と、輝かしい成績を残しています。昨年全日本選手権に初出場し、ベスト16の成績を残しています。今年は僕らの学年の代表として、さらに上位をとって欲しいです。
松﨑賢士郎
茨城代表の21歳、松﨑賢士郎(まつざきけんしろう)。現在筑波大学の3年生で、全日本学生選手権団体2位、個人2位の結果を残しています。21歳の代では同じく筑波大学の星子選手と並ぶ最強の選手です。昨年の全日本選手権に大学2年生にして初出場し、ベスト16の成績を残しています。剣道がとても綺麗でかっこよく、僕も憧れる剣道スタイルです。学生代表として頑張って欲しいです。
小角朋樹
大阪代表の20歳、小角朋樹(こすみともき)。松﨑賢士郎と同学年の選手で、高校時代は麗澤瑞浪高校の大将として、星子選手や松﨑選手と競り合っていました。小角選手は高校卒業後大学には進まず、大阪府県警に入っています。そして、今年満を持して全日本選手権に初出場してきました。迫力と安定感のある剣道が特徴です。その実力を、初の全日本選手権でどこまで発揮できるか楽しみです。
おわりに
全日本剣道選手権は、日本の剣道の大会で一番大きな大会です。連覇を達成したのが3人しかいないほど、優勝が難しい大会でもあります。
西村が3連覇を達成するのか、はたまた新たなスターが生まれるのか、楽しみです。